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男山本店のウェブログ

四季の日本酒

最近ふとしたことで、日本酒の「夏酒」という言葉を耳にしたんです。
私にとっては聞きなれない言葉だったのですが、凄く好きな言い方なんです。。。

日本には美しい四季があるのと、その四季折々の美味しい食べ物があるのはみなさんご存知でしょう。気仙沼で考えれば今はカツオですし、ホヤだったりウニだったりもするわけです。

実は日本酒にも、本来持つ素晴らしい特長として、季節ごとの味わいがあるんです。

春のフレッシュな風味の新酒が、夏を迎えて少し味わいが穏やかになり、秋になってグッと深みのある味わいになり、冬にはお燗酒にしたら美味しい熟成した味わいと変化して行くんです。。

季節ごとにお酒の味わいが変化して行き、冷やしたり、温めたりして楽しむことができるのは日本酒の最大の楽しみ方だと、思うんです。。。

そういう楽しみ方を蒼天伝でしてみたいと思うんです。。


by柏
# by f_otokoyama | 2013-06-14 15:58 | 雑記

辛口の酒、甘口の酒

日本酒の甘辛を表す数値としてラベルに記載されているのが、「日本酒度」です。
+の数値が高いほど辛口。−の数値が高いほど甘口ということになります。

明治時代の日本酒は日本酒度が+10〜+18ぐらいあったようですので、大変辛い酒だったようです。ちなみに男山の酒は+3ぐらいが主流ですので、その辛さはなかなかのものです。。
この辛口の日本酒は戦後徐々に甘口化してきて、私が生まれた昭和40年代頃は全国平均−7という甘口が主流になったようです。。

そして、最近。。
現在は各蔵によって日本酒度もいろいろで、また、単純に甘辛だけでは表現しにくい個性的な味わいの日本酒も増えてきました。。


造る人間にとっては、苦労が耐えません。。。(涙)



by柏
# by f_otokoyama | 2013-06-13 17:19 | 雑記

硬水と軟水の話

硬水とは・・・・・水の中にあるカルシウム、マグネシウムの含量が多い水。
軟水とは・・・・・上記の成分の含量が少ない水。。

硬水の水を仕込み水で使用してできた日本酒は「辛口」で「強い味」になると言われていて、逆に軟水で仕込むお酒は「甘口」で、「やわらかい味」になり易いと言われています。。

さて、男山本店の仕込み水は前々回に書きましたが、蔵から15分くらい車で行ったところの井戸から組み上げていますが、硬水でしょうか?軟水でしょうか??


・・・・・・・
答えは、、、やや軟水です。



by柏
# by f_otokoyama | 2013-06-12 16:48 | 日本酒造り

マルカンデパート大食堂

今日は、南部杜氏協会さんに用事があり、岩手県花巻市に来ています。

花巻市は暑い。。風があるのでまだいいのですが、気仙沼とは全然違いますね。。
いつも、羨ましく感じるのですが、花巻空港はあるし、新幹線や、東北道も通っていますので、交通の便は素晴らしくいいですね。。土地もいっぱいありますから、大きい企業の誘致も可能でしょう。

お昼には、いつか来てみたいと思っていたマルカンデパートの大食堂で食べることができました。
ここは、私が小さい頃のデパートのたたずまいで、昭和にタイムスリップしたような気分になります。
そして、この大食堂がまた素晴らしく昭和なんです。。
人気のあるソフトクリームもありますので、花巻にお越しの際はぜひ行って見てください。。


by柏
# by f_otokoyama | 2013-06-11 14:22 | 雑記

私が蔵見学

仕込み期間中はなかなかできないのが、他の蔵の見学。。
今日は念願かなっておじゃましています。。
そこは同業者の強みということもあり、杜氏さん自らご案内いただき、恐縮しながらも、隅々まで見せていただくことができました。。
私が蔵見学_d0033015_13361416.jpg


蔵で働く皆さんの対応もとても親切でしたし、何と言っても蔵の中が清潔だったことが印象に残りました。。

大変勉強になりました。。


by柏
# by f_otokoyama | 2013-06-08 13:37 | 雑記

気仙沼市造り酒屋のブログです。

by f_otokoyama
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