2012年 02月 04日
2回目の宴の理由
昨夜は大吟醸の仕込みが一段落したということで蔵のメンバーでちょっとした宴を催しました。
昨年までは事あるごとに何度かやっていたのですが、今期は2回しか行っていません。それには理由があります。・・・・・もう半年近くも前のことになるので話しても良いでしょう・・・・。
あの日の晩は初めて蔵のメンバーが揃った、顔合わせの宴の出来事でした。
乾杯が終わって飲み始まったのですが、原料処理担当の伊藤(通称:ノリ)は相当空腹だったらしく目の前の寿司を食べていました。ちなみに私が箸をつける前にすでに食べ終えていたのです。
いよいよ私が目の前の寿司に箸をつけようとしたその瞬間、ノリの様子がおかしいことに気づきました。
実はこの男、魚アレルギーの持ち主だったのです。
その後は大変な状態となり、寿司に箸をつけることなく私はノリの付き添いとして救急車に同乗していました。車中では救急隊員の方に「以前にも同じ症状があって、自分でもわかってたのに何故食べたんですか?!」と注意されていましたが、「腹が減っていて、美味そうだったから・・」というのがこの男の返答でした。
思わず救急車から放り出そうかとも思ったほどです・・・。
結果次の日からノリは仕事ができるほど回復してはいたのですが、あの日以来蔵での宴は行われなくなっていたのです。
昨日、ノリには魚抜きの特別メニューが与えられ、半年振りに私は寿司を食べることができました。
あと造り留めまで1ヶ月を切った晩の楽しい宴でした。
BY柏
昨年までは事あるごとに何度かやっていたのですが、今期は2回しか行っていません。それには理由があります。・・・・・もう半年近くも前のことになるので話しても良いでしょう・・・・。
あの日の晩は初めて蔵のメンバーが揃った、顔合わせの宴の出来事でした。
乾杯が終わって飲み始まったのですが、原料処理担当の伊藤(通称:ノリ)は相当空腹だったらしく目の前の寿司を食べていました。ちなみに私が箸をつける前にすでに食べ終えていたのです。
いよいよ私が目の前の寿司に箸をつけようとしたその瞬間、ノリの様子がおかしいことに気づきました。
実はこの男、魚アレルギーの持ち主だったのです。
その後は大変な状態となり、寿司に箸をつけることなく私はノリの付き添いとして救急車に同乗していました。車中では救急隊員の方に「以前にも同じ症状があって、自分でもわかってたのに何故食べたんですか?!」と注意されていましたが、「腹が減っていて、美味そうだったから・・」というのがこの男の返答でした。
思わず救急車から放り出そうかとも思ったほどです・・・。
結果次の日からノリは仕事ができるほど回復してはいたのですが、あの日以来蔵での宴は行われなくなっていたのです。
昨日、ノリには魚抜きの特別メニューが与えられ、半年振りに私は寿司を食べることができました。
あと造り留めまで1ヶ月を切った晩の楽しい宴でした。
BY柏
by f_otokoyama
| 2012-02-04 11:04
| 雑記